「アクネ、うまいネ、自然だネ」の阿久根その①

「アクネ、うまいネ、自然だネ」の阿久根その①

先日、阿久根に行って来ました。以前、義母の入院先が阿久根だったこともあり、よく阿久根には行っていて、例の水戸岡鋭治の手になる新阿久根駅舎とか、市場食堂ぶえんかんとかは何度か足を運んだのですが、今回は素晴らしい発見でした。

その① 島津義弘によく仕え、朝鮮の役、そして関ヶ原の戦いで寡兵に苦しむ義弘のため、押っ取り刀で鹿児島から関ヶ原まで奔しった、あの中馬大蔵、退き口でも逸話を残しながら鹿児島まで守り抜いた、その大蔵の墓を見る事ができました。市来生まれの大蔵は出水野間之関から阿久根にかけての沿岸の取締役となっていましたので、この地に立派な墓が建てられたようです。

中馬大蔵の墓

「アクネ、うまいネ、自然だネ」の阿久根その②

「アクネ、うまいネ、自然だネ」の阿久根その②

阿久根その② 寺島宗則(旧名松木公安)の旧家松木家を訪ねました。阿久根市脇本槝之浦、入り江の静かな浜辺すぐ目の前にぽっかりと見事な小島が浮かんでいました。これが変名の由来といわれる寺島です。松木家は医師の伯父の家で、かれは長野家から養子として入っています。実家も丘の斜面のすぐ上にありました。槝之浦での生活は短かったのですが、故郷の想いは強かったのでしょうね。幕末から明治黎明期の活躍はすでにご存じでしょうが、薩英戦争、それに続く薩摩藩英国留学生派遣に同行使節団、帰国後は外務卿など外交に力を発揮し、伯爵となっています。

松木家の家は当時のまま現存していますが、松木家の子孫の方がこの家で生活すべく、改装中でした。形をそのまま残して下さるようで嬉しいことです。松木家の案内

寺島寺島誕生碑img_2687

 

郷原社長の入魂「南風農菓舎・デザートハウス」

郷原社長の入魂「南風農菓舎・デザートハウス」

6月5日、オープン前の(6/6オープン)お店に行って来ました。ご覧のように南欧風の瀟洒な建物、店内もお洒落!丘の上のデザート専門のレストラン。目の前は錦江湾、夕陽がさぞやロマンティックなことでしょう。売りは「アフターヌーンティ」ブレンドしたハーブティーが癒してくれます。手前は自前ののハーブ園、果樹園、散策できます。いったいここはどこでしょう?
IMG_2521IMG_2524南風農菓舎

日本三大関所、野間之関と境川

5/12出水の野間之関に行って来ました。
江戸時代、峻厳な関所として名をはせた、薩摩街道出水筋の肥後境の番所である。関ヶ原合戦(1600年)前後に設けられている。その厳しさを呆れて高山彦九郎が詩を詠んだのが伝えられている。しかし一方では、斉彬公や篤姫様が通られたという痕跡もあったりして感慨深いものもあったり。そして野間之関から北へ5K、肥後との藩境(現在も県境)の境川、境橋、この辺りは昔の出水筋が整備され?雰囲気が感じられます。勿論江戸時代は橋はなく、小川なので飛び石つたいに渡ったのだそうです。
野間之関
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竹田神社のきつね様

竹田神社のきつね様

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日新公を祀ってある加世田・竹田神社の境内、神木の一本の枝ぶり、きつねですよね!ご存知のように元々、島津家はきつね様に縁深く稲荷神社を手厚く奉じてきた家ですが、島津家にとって大事な神社にこんなものがあるなんて!驚きです。実は半年ほど前に撮影したのですが、来年、義弘をテーマに伊集院・伊作・加世田を巡る歴史ツアーを計画してて、思い出して投稿しました。もう一枚は同じく境内にある日新公のいろは歌石碑散歩道です。

上町地区は歴史の宝庫・ここがスゴイ!

先日山下さんに上町を案内して貰いました。上町は鹿児島のまち形成の魁といわれますが、いたるところにその遺跡が。島津5代貞久が1341年東福寺城(現多賀山)を築き、1387年に清水城をつくり、この頃から鹿児島のまちが段々に形成されていったといわれています。1550年に15代貴久が内城(現大竜小)にはいるや、上町一帯は武士集団をはじめ、まちの中心となりました。その後1600年関ヶ原敗戦を機に鶴丸城に移りますが、以然として高級武士団の住居地区として残りました。

こんな講釈をならべるつもりじゃなかったのです。おもいっきりディープなものが沢山あるので、紹介しきれませんので、一つだけ紹介します。

IMG_1996  IMG_1998        島津氏に縁が深い稲荷神社      稲荷神社の溶岩門からの社殿

IMG_2001    IMG_1970        パワースポット溶岩門      若宮神社 斉彬9才の時の書、扁額

 

朝ぼらけのリゾート

朝ぼらけのリゾート

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写真を整理してたら、2月に撮影した、こんな写真が!どこだと思います?朝目覚めたら部屋からこんな光景が!日本にもあるのです。

 

月読神社

月読神社

先日、桜島に渡ってきました。目的は月読神社(つきよみ)。今まで何十回となく行ったとこなのに訪れたことがありませんでした。袴腰、フェリーを降り立ったすぐ前にありました。意外ときれいな(神様ごめんなさい)、霊験あらたかな神社なようで、ご祭神は月読命(天照大神の弟神)、勿論コノハナサクヤヒメ命も合祀してある。武の神と称されるが、交通安全、家内安全にご利益があり、当日も対岸からわざわざ10tトラックの新車お祓いにきていました。小さな境内なのによく入れたものだと、感心しきりでした。境内の脇には高濱虚子の意外と大きな句碑がひっそりと置き去りにされているのもおどろき。

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神の湯「紫尾温泉」

神の湯「紫尾温泉」

正月疲れの癒しにあおし柿で有名な紫尾温泉に行って来ました。時々入りに行くのですが、さすが神の湯とあって客はひきもきらず。神社の床下から汲みだす温泉は「単純硫黄泉」かすかに硫黄の匂いはしますが、ほぼ単純アルカリ泉。最高にお気に入りの温泉です。公営は200円ですが、私はいつも向かい側の「くすのき荘」の別棟の風呂にはいります。500円ですが、わりとゆっくり入れます。行ったことのない方、紫尾温泉お奨めです。宮之城のすぐ先です。

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